PSO2ニュージェネシスの闇~挨拶無視問題

NGSコラム

※このコラムは以前noteで公開していたのを移行してきたものです。

FINAL FANTASY XIV(以下 FF14)や ドラゴンクエストX オンライン(以下 DQ10)を遊んでいた自分が PSO2ニュージェネシス(以下 NGS)を遊びはじめて驚いたことの一つ、それはオートマッチングで一緒になった際に挨拶をしても多くが挨拶を返さないこと。
挨拶をするのは 8人パーティだと 2,3人、24人パーティだと 8人前後、つまり挨拶をするのは 1/3で、残り 2/3は挨拶を無視する。

FF14 や DQ10 ではマッチングして挨拶をする時間がある場合はまずほぼ全員が挨拶をする。まれに一人二人挨拶をしない人もいるが、集団の中には人間性に問題がある人が少数はいるものだし、そうではなくたまたまデリバリーの受け取りをしていたとか、はじまる前に飲み物を用意していたとか、キーボードに不具合が発生したとか、たまたまぼーっとしていてしそこなった、などの理由があって挨拶ができなかった人もいるだろうからまぁわかる。

NGS でも、絶望エネミー戦や老練エネミー戦や戦闘セクションでは、加わったり離脱するタイミングもバラバラだしパーティ感も希薄かもしれないので挨拶をしないのもまぁわかる。
蘇生や回復してもらって挨拶がないのも、戦闘中で挨拶どころではないとか頻繁に行われるものなのでそこまでやらなくてもという気もするのでまぁわかる。
マッチングコンテンツでも、すぐにはじまってしまう場合は時間的に余裕がなくてできないとか、誰も挨拶しないので自分もしない、というのもまぁわかる。

でもマッチングコンテンツで誰かが挨拶をして時間が十分にあるにもかかわらず挨拶を返さないのが少数ではなく多数で、しかもたまたまではなくよくあること、というはフォローのしようがない

多くの人が挨拶を返さずにそれが常態化しているということは、多くの人が挨拶無視をたまたまでもなく妥当な理由もなく平然と行っているわけで、NGS のプレイヤーは人間性に問題がある人が少数ではなく多数含まれる集団であると判断せざるをえない。PSO2 からの文化だとかいろいろ経緯があるとか言い分もあるかもしれないが、それらは挨拶を返さないことを正当化する理由にはならない

挨拶をする・しないはもちろん自由であり、規約違反というわけではない。プレイヤーが挨拶をしなくても 実質 NPC というだけでこちらに実害があるわけでもないので、挨拶はするべきと言う気もさらさらない。

ただ、NGS にはフィールド放置問題やマッチング破棄問題などもあるが、これらを行うのは少数であり「集団の中には人間性に問題がある人が少数はいるもの」なので NGS プレイヤーの異常性を示すものではないが、挨拶無視問題は多数が行っていることから NGS プレイヤーの異常性を示すものであり、NGS をそれなりに好んでプレイしている身としてはそう判断せざるをえないのが残念なだけ。

NGS は MMORPG ではめずらしく運営がプレイヤーと距離を置いており、このためプレイヤーの声が運営に届きにくく、改修スピードが遅かったり方向性がずれているといった問題が顕著である。
NGS がよりよいゲームとなる上で運営のこの姿勢には問題があるけれども、ただ運営が「NGS プレイヤーは対話するに値しない集団である」として距離を置いたこと自体は正しい判断だと思う。他人の挨拶を平然と無視するような人たちが多数を占めている集団なのだから。まぁ運営に関しては、卵が先か鶏が先かという話かもしれないけれども。