PSO2ニュージェネシスのキャラメイクは楽しいけどこわい、けど楽しい

NGSコラムキャラクリ

※このコラムは以前 note に書いたものを移行してきたものです。

PSO2 ニュージェネシス(以下 NGS)のキャラメイク(エステ)にハマっています。

NGS のキャラメイクは各部位の大きさや間隔などをスライダー等で調整可能で、少しずらしただけで印象が変わったりするためキャラメイク幅がとても広いのです。

微調整したり、新しく入手した顔パーツを導入したり、新しく知ったキャラメイク手法を取り入れてみたりと、自キャラが更にかわいくなるために日々奮闘しています。

「かわいい」もいろいろある

NGS を遊びはじめてわかったことがあります。

これまでファイナルファンタジー14(以下 FF14)やドラゴンクエスト10(以下 DQ10)でもかわいいキャラを作って遊んでいましたが、こちらは各部位の大きさや間隔などは固定で、既存の顔パーツを選択するのみ。かわいいキャラを作ろうとしてもパターンは限られており、個性を出すのは髪の色や瞳の色くらい。
なので自分のキャラがかわいいのと同様に、他人のキャラも「かわいい」を目指したものであれば等しくかわいかったのです。

ところが NGS は違いました。

FF14 や DQ10 では固定である各パーツの大きさや間隔なども NGS では細かに調整できるため、「かわいい」を目指していても出来上がるキャラはプレイヤーにより本当に千差万別。各プレイヤーのキャラメイク力も大いに絡むためそのキャラがその人の目指したものとも限らないですが、ともかく NGS をプレイして「かわいい」が多様であることを知ることになりました。

正直言って個人的には微妙に感じる他人のキャラも少なくないのも事実。もちろん逆に他人から見て自キャラが微妙に感じられていることもあるでしょう。これは自キャラも他人のキャラも等しくかわいいと感じていた FF14 や DQ10 ではなかった感覚でした。

「かわいい」がわからなくなる

さて、自キャラが更にかわいくなるために日々奮闘していますが、修正が一段落した後に以前のキャラを見返すと、……まぁかなり微妙で修正後のキャラに比べて見劣りします。それ自体は修正によりかわいく変化した証拠なのでよいことかもしれませんが、ここで一つ問題が。

今見返すとバランスがいまいちだったりして微妙な修正前キャラを、当時は最高にかわいいと思っていたこと。

さらにしばらくしてまたキャラメイクの修正に着手して一段落した後に修正前キャラを見返すとやはり微妙に感じます。こちらも修正前は最高にかわいいと思っていたのに。

自キャラがかわいく生まれ変わるたびに以前のキャラが見劣りして、それを最高にかわいいと思っていた自分のバランス感覚や美的感覚や審美眼への信用が揺らぐのです。

見慣れているとバランスが悪くて微妙なことに気付かないものなのか?

キャラメイク力不足でそれ以上にかわいくなることを知らないからなのか?

ともかく、後になってみるとこれが最高にかわいいと思っていた自分にちょっと引いてしまったり残念に思ったりする感覚、これも FF14 や DQ10 では経験したことのなかったことでした。

こうなってくると今自分が最高にかわいいと思っている現在の自キャラが本当にかわいいのかも疑わしくなってきます。

自分がかわいく感じているのならそれでよいとはいえ、やはり自キャラが他人からどう思われるのか気になりますよね。多少はひいき目に見てしまうであろう自分ですら後から見ると微妙に感じるのだから、他人から見るとやはり……。
ん~、そう考えるとちょっとこわい。

それでもキャラメイクはたのしい

自分の感覚への信用が揺らいだり、自キャラが他人からどう思われているか不安に感じたりもしますが、それはそれとして自分から見て自キャラが少しずつかわいくなっていくのはうれしいし楽しいものです。
そして、よりかわいくを目指して今日もスライダーを右に左にと動かすのです。